みなさん、こんにちは。
快眠365プロジェクトのブログ担当googoo(グーグー)です。
先日、宇都宮に行ってきました。
東京では、もう桜は散ってきてしまいましたが、
あちらでは、少し東京よりも寒いのか、
まだまだ、桜がところどころに咲いていました。

桜の季節になると、ある詩人がしてくれた話を思い出します。
その方が、草木染をされている京都の工房を訪ねた時に、
何とも美しいさくら色の糸で織られた着物を見せてもらったそうで……。
詩人は、「この色は何から取り出したんですか」とたずねたところ、
工房の女主人は「桜からです。」と答えられ、
この色は、桜の花びらから取ったものではなく、桜の花が咲く前に
桜の樹皮もらいうけ、煮出して取ったと説明してくれたそうです。
その時、その詩人は、
「体が一瞬ゆらぐような不思議な感じにおそわれた。
春先、間もなく花となって咲き出でようとしている桜の木が、
花びらだけでなく、
木全体で懸命になって最上のピンクの色になろうとしている姿が、
私の脳裡にゆらめいたからである。
花びらのピンクは幹のピンクであり、
樹皮のピンクであり、樹液のピンクであった。
桜は全身で春のピンクに色づいていて、
花びらはいわばそれらのピンクが、
ほんの先端だけ姿を出したものにすぎなかった。」と、
ことばを使い、生業としている詩人は、このエピソードを通し、
ことばには、その奥にことばを発した人のこころがあり、
そう考えると、一語一語のささやかなことばも、
ささやかさそのものの大きな意味が実感されてくると話してくれました。
このことを、新ためて実感したのが、
今回、紹介する、
『とわの快護365サポートクッション』です。
( ̄▼ ̄*)ニヤッ。 えっ、まさかの宣伝?

このサポートクッションは、
当社の「快眠365」の敷き布団で使用している、
「三次元スプリング構造体ブレスエアー®」を中材に使い、
車いすの方をサポートするために開発しました。

一見、どこにでもあるクッションのように見えますが、
ウレタンや固綿にはないたくさんの機能があります。
洗濯可能、洗濯しても乾きが早い、優れた体圧分散、菌を寄せ付けない素材、
蒸れずにさわやか、下からの振動も吸収と枚挙にいとまがありません。
桜の花の色のように、目に見えるカバーの部分は、ごく普通ですが、
カバーに隠された中身は車いすにピッタリの機能をもった素材です。

現在、都内の寝具販売店にて発売中です。
見かけたら是非、手に取って見てみてくださいね。
「介護用品から快護用品へ」
それでは皆様また。googoo(グーグー)でした。